対応業務

刑事及び民事の各事件全般を取り扱いますが、主たる業務は次のとおりです。

刑事事件

犯罪被害者支援

検事として8年近く交通関係事件に関わってきましたので、その経験を活かして、主に交通関係事犯の被害者や被害者のご遺族のお手伝いをさせていただきます。

交通事犯は、ある日突然襲いかかります。特に被害者のご遺族にとっては、朝いつも通りに送り出したはずのご家族を失ってしまうということにもなります。それからは、訳のわからないままに様々な事柄が進んでいきます。行政、福祉、司法などいろいろな場面での手助けが必要になる方に対して司法の面から多少なりともお手伝いをさせていただきます。

民事事件

主として損害賠償請求事件(交通関係事犯)、相続問題、離婚関係

公証人として約8年間遺言公正証書や離婚給付等公正証書、その他各種公正証書の作成に携わってきましたので、その経験を活かして、主に損害賠償請求(交通関係事犯によるもの)、相続問題や離婚関係の相談など、お手伝いをさせていただきます。

損害賠償請求事件

交通関係事犯では、刑事事件を通じて、相手方に適正な処罰を求めるとともに、保険金請求その他の損害賠償請求を考えることになります。

治療費に関する保険金請求だけ考えても、自賠責保険、任意保険、労災保険、健康保険などが考えられます。また、傷害を負った場合には、後遺障害が遺ることもあるでしょう。心に大きな障害を負ってしまうことがあるかもしれません。

このような損害賠償請求を考える際のお手伝いをさせていただきます。

相続問題

相続により、仲良くしていた家族や親族が争うことになったという話を聞くことがあります。これは、財産の多い少ないには関係がありません。

自分の死後、家族や親族にはそのようなことになって欲しくないという思いを残しておく方法としては遺言書を作っておくことが考えられます。

また、遺言がない場合には、相続人の間で話し合い、遺産を分けることになります。遺産分割協議と言います。

遺言書の作成や遺産分割協議のお手伝いをさせていただきます。

離婚関係・夫婦関係調整

結婚をするのは比較的容易ですが、離婚には相当なエネルギーを要します。

子供の養育の問題、財産分与や慰謝料の問題など、離婚に当たっては解決しなければならない問題がたくさんあります。

離婚に当たっては、未成年の子供のことを真っ先に考えなければなりません。子供が平穏で幸福に成長することができるように考えて、親権者を決めたり、養育費を考える必要があります。また、離婚後の生活のためにも、婚姻中に築いた財産を適切に分配する必要もあります。離婚に当たって責任のある者は、慰謝料を支払う必要も生じます。

離婚に当たっての様々な問題を適切に解決するためのお手伝いをさせていただきます。